大正末期に静岡県富士市青島の望月虎一が発明して以来、魚屋、八百屋、大工、畳屋、風鈴売り等々、手軽で便利な日本古来の画期的な運搬道具でした。小さな町工場規模で生産可能なリヤカーはその利便性と安価さにより普及しましたが、ご存知の通り時モータリゼーションの時代がやってきて以来、需要が急激に衰退していきました。
私のつくるリヤカー屋台の土台は、友人の家に眠っていたものや山に捨てられていたもの、納屋に放置されていたものを発掘し、再利用しています。当時のリヤカーはほとんどが手作りのため個性が強く、その個性に合わせて屋根の形や販売台をデザインし機能性を加えることで、より愛着がわくリヤカー屋台へと生まれ変わらせることができます。
大紀町近隣で、持ち主のわからないリヤカー、使い道がなく処分に困っているリヤカー、あらたな商売の挑戦者に譲りたいとおもうリヤカーの情報がありましたら、ぜひお寄せいただけますと幸いです。
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